オイルヒーターは猫が乗っても大丈夫?留守のときに猫がやけどしないか心配なので調べてみた
猫は暖かいところが大好きだ。
うちのタマもまったくその通り。
陽だまりで温まったソファは彼女のお気に入りだ。
毛布の中で丸まって寝てるから大丈夫だろうと思っていたら
鼻水をたらしながらくしゃみをしているではないか!
どうやら猫風邪を引かせてしまったようだ。
そういえば、自分が日中家にいるときはエアコンを入れて部屋を温めていたっけ。
猫だから大丈夫だろうと思いこんでいたけれど、猫って寒さに弱いんだな。
「タマ~、ごめんよぉ~~~」
猛省。
愛猫が苦しむ姿がこんなに精神的にこたえるとは。
これではおちおち出掛けることもできない。
とはいえ、エアコンを24時間付けっ放しにするというのもどうなのか?
エアコンだけでは乾燥も気になるので加湿器も置かないといけないだろう。
そうなると空気清浄機能付き加湿器がいいのかな?
いや、そもそもエアコン暖房だけでは部屋全体は寒くはなくなるが、ポカポカ暖かくなるとまでは言い難い。
やはり熱源が欲しいところ。
しかし、ストーブやファンヒーターなどは論外。人がいないところで付けっぱなしにはできない。
そうなると、選択肢はおのずと限られてくる。
エアコンかオイルヒーターか、この2択だなと。
でも、さっきエアコンじゃ物足りないと感じたばかりなので、ここはオイルヒーターが使えるかどうかを検討してみることにした。
猫はオイルヒーターに乗っかっても大丈夫なのか?
結論から言えば、熱々のオイルヒーターには乗っからないので大丈夫。
熱々といっても60度程度なので「熱っ!」とびっくりするくらいで済む。これは人間でも熱いし。
最近のECO機能が付いていて温度調節ができる機種であればビックリするような熱さにはならないため、電源入れた状態で猫が乗っかっても割と大丈夫だったりもする。
ただし、「低温やけど」のリスクはあるので、ず~っと乗っかっているようであれば降ろしてあげた方が良いだろう。
あまり気になるようであればグリーンライフ社のオイルヒーターガードを採用するのも一つの手だろう。
これを被せておけば猫がオイルヒーターガードの上でくつろぐ姿が容易に想像できる。
ちなみに程よく暖められたオイルヒーターに乗っかるのは猫は大好き。
あまりにもカワイイのでオイルヒーターに乗っかる猫の画像を集めてしまった。
そういえば塀の上とか、本棚の上とか、割と細い場所、本当に好きだよね。
猫は本当に寒さに弱いのか?低温ヤケドには普段からの注意が必要
実のところは長毛か短毛、猫の種類によっても様々で、寒さに強い猫もいるのだとか。
ペルシャ猫やヒマラヤンなどは比較的寒さに強いとされている。
アメリカンショートやマンチカンなんかは寒さに弱いようだ。
とはいえ噂の真相は猫のみぞ知る。
愛猫をしっかり観察して適温適湿にしてあげるしかない。
愛が試されているのだよ、愛がね。
うん、冗談はさておき、猫は暖かい場所が好き。これは間違いない。
日当たりのよい場所。
ソファ。
こたつ。
毛布。
冷蔵庫の上。
高い場所によくいるのも暖かい空気は上に、冷たい空気は下にいくことを体感的にわかっているから(だと思う)
そして、オイルヒーターの上。
気を付けなければいけないのは猫って意外と低温ヤケドを起こしやすいということだ。
冬場になれば何気なく使っている湯たんぽ、カイロ、ホットカーペット、こたつなどでも猫は低温ヤケドを起こしてしまうのだ。
その温度はだいたい44℃〜50℃程度で人間からすればそこまで熱いと感じない程度。
そもそも猫の毛は、夏は暑さを遮断し、冬は寒さから身を守る役目がある。
猫が暖房器具の側に寝ていられるのは、この毛が皮膚を守っているからでもある。
ただ、それが長時間になると毛が皮膚を守っている分だけ、皮膚自体に熱さが伝わりづらくなり、結果的に低温やけどを起こしてしまうことがあるわけだ。
なかなかに猫様はデリケートなのだね。
オイルレスヒーターはガードがあっても猫には向かないかも
最近オイルを使わないオイルレスヒーターが流行りはじめている。
オイルヒーターの重い、電気代高い、廃棄しにくいというデメリットを補ってオイルヒーターと同等の暖房効果をもたらしてくれる代物だ。
オイルヒーターの上位互換品ともなればもちろん検討しないわけにはいかない。
猫的に。
電気代がオイルヒーターよりも安く、熱効率も良さそうなのは確かに次世代暖房器具といった感じがする。
が、しかしだ。
猫的にオイルレスヒーターは構造的にダメだとすぐに分かってしまった。
なぜならオイルレスヒーターは上部から風が吹き出るようになっているからだ。弱風とはいえ上に向かって熱を放出する仕組みなのだ。
ということは、オイルヒーターガードで囲ったとしても熱が上から吹き出るのであれば、その上に猫が乗っかった場合、低温ヤケドになってしまうであろうことは想像に難くない。