身長6フィート8インチ(約203 cm)、速球と変化球を武器に、今やドジャースの将来を託された右腕、タイラー・グラスノー。猛威を振るったタンパベイ・レイズ時代からドジャース移籍、そして怪我からの復活。彼は今、“ポテンシャル”から“実績”へと変貌を遂げる瞬間にいます。本記事ではその経歴・プレースタイル・現在の状況・ファンの声を一挙解説します。
〜怪我からの復活を期すドジャースの次期エース候補〜
1. タイラー・グラスノーとは?基本プロフィールとキャリア概要
(1)プロフィール
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名前:タイラー・アレン・グラスノー(Tyler Allen Glasnow)
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生年月日:1993年8月23日
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身長/体重:6 フィート8インチ(約203 cm)・225 lbs(約102 kg)
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投打:右投右打
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所属チーム:ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)
(2)これまでの主な経歴
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2011年MLBドラフトでピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)から指名。
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2018年途中にタンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)へ移籍。
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2023年末にドジャースへ移籍/大型契約を結び、2024年から ドジャースの一員として先発ローテーション入り。
(3)特徴まとめ
グラスノーは“長身右腕”という物理的なアドバンテージを活かし、高速フォーシームやスライダー、チェンジアップといった変化球も駆使するタイプです。
そして、ドジャース移籍後の2024シーズンではオールスター選出を果たしており、期待値の高さがうかがえます。
2. ドジャース移籍後の活躍と“傷”
(1)大型契約と期待
2023年12月、ドジャースはグラスノーとの契約を発表。5年/1億3650万ドルという巨額契約で、チームとして彼を先発エース級の投手と位置付けています。
これはドジャースが“将来を託す右腕”としての覚悟を示した動きとも言えます。
(2)2024年シーズンのハイライト
2024シーズンでは、グラスノーが7回無失点+14奪三振の試合を記録したことでも注目されました。
このようなパフォーマンスから、「本格的にエースの階段を上がるか」という声も上がっています。
(3)怪我の影響と2025年の復帰挑戦
とはいえ、2025年シーズンは肩の炎症で離脱する局面もありました。右肩の炎症でIL(故障者リスト)入りしたというニュースも報じられています。
復帰後は5イニングを投げるなど段階的な復活を遂げつつあり、チームにとっても復帰が待たれる投手の一人です。
3. プレースタイルと魅力、そして課題
(1)魅力
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高速球を含む三振奪取能力:2025年7月23日のツインズ戦では12奪三振を記録。
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長身から投げ下ろすフォームによる角度、打者にとって難易度の高い投球。
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ドジャースのローテを支える存在として“勝てる先発”を求められている。
(2)課題・注意点
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怪我の頻度:肩・肘・脚といった部位に負担がかかりやすく、シーズン通しての稼働数が問われています。
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調整期間の長さ:復帰後のロングリリーフからの先発復帰など、慣れ・準備が必要。
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一試合あたりのイニング数:期待が高い分、長く投げ続けられるかも注目点です。
4. X(旧Twitter)でのファン・メディアの反応
実際にSNSではグラスノーに対する期待と不安が混ざった声が多く投稿されています。いくつか紹介しましょう。
「グラスノー、ドジャースでようやく本気出すか?あの14K見たら期待しかない」
「肩のこと心配だけど、あのフォーム見てるとまだ爆発力あるな」
「怪我から戻った先発がローテに入ってくれるのは大きい。頼むぞタイラー」
「ドジャース投手陣、怪我人多い中グラスノー復帰は超朗報」
こうした声からも、ファンは彼の“一発ポテンシャル”に注目しており、復活を熱望しているのが伝わります。
また、メディア側からも「グラスノーの動向がドジャースの今季命運を握る」という分析が出ています。
5. 今後の注目ポイントと期待される役割
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ローテーション安定化:ドジャースでは先発投手の離脱が相次いでおり、グラスノーがフル回転すればチームの大きな強みとなります。
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ポストシーズンの戦い:先発として大舞台で勝負できるかが問われる。
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健康維持と投球イニング数:怪我リスクを管理しながら、質・量ともに高いレベルを維持できるか。
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投球スタイル進化:球速だけでなく配球・変化球の使い方も磨けば、より“総合的なエース”に近づけるでしょう。
まとめ
タイラー・グラスノー(ドジャース)は、身長203cmという圧倒的な体格から放たれる速球と変化球を武器に、メジャーリーグ屈指の才能を持つ右腕です。ドジャース移籍後も、その実力は折り紙付きで、大型契約に見合う活躍を期待されています。とはいえ、怪我というハードルも抱えており、“ポテンシャルを結果に変える”段階に来ています。
ファン・メディア共に「今季こそ本物のエースへ」と声を上げており、彼の一球一球から目が離せません。