秋の週末、どこへ出かけよう?——そんなときにちょうどいいのが、代々木公園の「東京都食育フェア」。体験しながら“食”を学べて、東京産のおいしいグルメも味わえる、家族連れに人気の無料イベントです。この記事では、2025年の開催日程やアクセス、屋台グルメの攻略法、混雑回避のコツまで、初めてでも満喫できるポイントをギュッと凝縮してご紹介します。
東京都食育フェアとは?
家族で楽しめる“食の体験型イベント”
東京都食育フェアは、楽しみながら「食」への理解を深められる年に一度の屋外イベントです。会場の代々木公園・ケヤキ並木には、食育に取り組む団体や企業が多数集まり、クイズやゲーム、ぬりえやペーパークラフト、お箸づくりなど、親子で参加できるワークショップが用意されています。さらに、東京産の新鮮な農畜産物の販売や、米粉パン・クッキーの販売、音楽や参加型のステージも実施予定。いわゆる“お勉強イベント”ではなく、体験を通じて自然と食の安全・健康・環境に関心が向く構成なので、子どもは遊び感覚で、大人は学び直しの機会として満足できます。入場は無料で、小雨でも開催されるため、秋の外遊びプランとして予定に組み込みやすいのも魅力です。公式発表では47団体が出展予定とされ、会場内は「テントブース」「イベントスペース」「東京都コーナー」などに分かれています。
子ども向けの食育ワークショップ
会場で特に人気なのが、子どもが主役になれる体験系プログラム。クイズラリーやぬりえ、食に関するゲームは、正解するとちょっとした達成感が得られ、食材の名前や旬、栄養のキーワードに自然と触れられます。ペーパークラフトやお箸づくりのコーナーでは、手を動かしながら“道具と食の関係”に気づけるのがポイント。完成した作品はおみやげとして持ち帰れるため、家でも会話が続きます。会場にはベンチや木陰が多いケヤキ並木が広がり、ワークショップの合間に休憩できるのも親子連れには助かるところ。ステージでは「お箸の使い方講座」や食育キャラクターの出演も予定され、飽きずに回遊できる導線が想定されています。混雑時間帯を避ければ、講座の前列で参加しやすく、スタッフに質問もしやすいので、学びの密度もぐっと上がります。
東京都ならではの地産地消の魅力
食育フェアのもう一つの柱が“東京の食”を知ること。多摩や島しょ部を含む東京都は、想像以上に農畜産物が豊富で、採れたて野菜や畜産加工品、はちみつ、卵、加工スイーツまでバリエーションは幅広いです。会場では東京産食材や米粉を使ったパン・クッキーの販売が予定され、試食や直売を通じて“顔が見える”買い物体験ができます。都市生活の中で見落としがちな生産者のストーリーに触れられるのは、地産地消の第一歩。行政の食育施策を紹介する「東京都コーナー」も設置予定で、学校や地域の取り組みを知り、家庭での実践アイデアへつなげられます。買って終わりではなく、食材の背景を理解して選ぶ意識が芽生えるのがこのフェアの醍醐味。帰宅後に子どもと一緒に調理すれば、学びが“家庭科の実践”としてさらに定着します。
毎年大盛況!過去開催の様子
例年、週末の代々木公園は多くのイベントでにぎわいますが、食育フェアも例外ではありません。ケヤキ並木は直線的な会場配置で回遊がしやすく、ベビーカーでも比較的歩きやすいのが特徴。地元情報サイトや公式のお知らせでも、家族連れに配慮した内容が強調されてきました。午前は体験コーナーでじっくり学び、昼はキッチンカーや直売で味わい、午後はステージを観る——そんな一日プランが王道。雨天の際は小雨決行なので、カッパを用意して足元に注意すれば楽しめます。現地での行列は、昼前後の食事タイムに伸びやすいため、先に物販・展示を回ってからピークを外すのが定石。過去の傾向を踏まえた動線設計で、小さな子どもでも無理なく過ごせるのが支持されています。
食と健康を楽しく学べる展示やステージ
展示では、栄養バランスの取り方、朝食の大切さ、フードロス削減といった身近なテーマが扱われ、パネルやパンフレットが配布されます。ステージでは大学生による「食と農」に関する発表や、参加型の講座、キャラクターショーなどが実施予定。難しい専門用語ではなく、体験・実演ベースなので、子どもも飽きません。さらに、家庭に持ち帰って使えるレシピや、食材の保存方法のリーフレットが手に入ることも。こうした“持ち帰れる学び”が、イベント後の食生活を変えるきっかけになります。会場には東京都の施策や相談窓口をまとめた資料もあり、学校や地域活動で活用できる情報源として重宝します。時間帯によっては席が埋まるので、見たいプログラムは事前にタイムテーブルをチェックして狙い撃ちが吉です。
2025年の開催日程とアクセス
開催日時・開催場所の詳細
2025年は11月8日(土)・9日(日)の2日間、各日10:00〜16:00に開催。場所は渋谷区の「代々木公園ケヤキ並木通り」で、小雨決行、入場無料です。会場は原宿門側の並木エリアで、一直線にブースが並ぶため回遊しやすいのが特徴。秋の屋外イベントらしく、朝夕は冷えることがあるので、羽織りものやレインウェアを準備しておくと安心です。なお、公式発表では47団体の出展、テントブース・イベントスペース・東京都コーナーの設置、キッチンカー出展、東京産食材や米粉パン等の販売、クイズやワークショップの実施が案内されています。家族での散策ついでに立ち寄るのも、目的を決めて回るのもOK。まずは入口付近で配布される案内を受け取り、見たい体験の場所と時間をマークしてスタートしましょう。
明治神宮前駅からのアクセス方法
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前〈原宿〉駅」からは、原宿方面の出口を出て表参道の交差点を北側へ。代々木公園の原宿門に向かって徒歩数分でケヤキ並木に到着します。駅から地上に出たら、混雑時は歩道が狭い区間もあるため、ベビーカーは道路側に寄りすぎないように注意しましょう。信号待ちの時間も考えると、子ども連れで10〜15分程度の移動が目安。会場近辺はイベントが重なることもあるので、人の流れに合わせて進み、案内看板やスタッフの誘導に従えば迷いにくいです。徒歩ルート上にはコンビニも点在し、飲み物やウェットティッシュの補充がしやすいのも利点。雨天時は駅近くでレインカバーを整えてから移動すると、会場での準備がスムーズです。
原宿駅からのアクセス方法
JR山手線「原宿駅」からは、表参道口または竹下口から地上へ。表参道口から神宮橋方面に進み、代々木公園原宿門へ。ケヤキ並木のイベントスペースは門からすぐなので、駅改札からは徒歩10分前後が目安です。竹下通り側は休日に混雑して歩きづらくなるため、ベビーカーや大人数グループは表参道口ルートが無難。駅構内・周辺のトイレ位置を事前に把握しておくと、会場到着後に余裕が持てます。なお、土日の日中は山手線の運行本数が多く、乗り継ぎも容易。ICカード残高やチャージ列を避けるためにも、出発駅でチャージを済ませておくのがおすすめです。会場帰りは原宿駅が混み合うことがあるので、明治神宮前駅に回避するのも手。状況に応じて駅を使い分けるとスムーズです。
車での来場はできる?駐車場情報
代々木公園周辺は週末イベントが重なることが多く、近隣コインパーキングは埋まりがち。公園公式駐車場はありますが、フェアの公式案内では公共交通機関の利用が推奨されます。原宿・表参道エリアは一方通行や歩行者天国時間帯など交通規制もあり、初めての方には難易度高め。小さなお子さん連れでも、電車+徒歩の方が結果的にストレスが少ないケースが多いです。どうしても車の場合は、渋滞を避けて朝の早い時間に入庫し、会場から少し離れたエリアを選ぶと比較的停めやすいでしょう。雨天決行のため天候悪化時は車利用が増えます。帰路は青山・表参道方面へ抜けるか、時間をずらすなどの回避策を。安全第一で、歩行者に配慮した運転を心がけましょう。※最新の交通情報は各自で確認を。
雨天時の対応と注意点
フェアは「小雨決行」。ただし、荒天時は内容変更や中止の可能性があるため、当日の朝に東京都の公式情報や会場掲示を確認しましょう。雨の日は足元が滑りやすく、ケヤキ並木の落ち葉で路面が湿るとさらに注意が必要。長靴や防水スニーカー、レインコート、ベビーカーのレインカバーがあると快適です。屋外テントは風の影響を受けやすいため、体験素材や購入品を守れるエコバッグ(口が閉じられるもの)を用意すると安心。電子マネー決済が使えるブースも増えていますが、電波状況や機器不調に備えて少額の現金も持っておくとスムーズです。寒暖差に備え、温かい飲み物や貼るカイロを携帯し、体が冷えたら無理をせず休憩を。
注目の屋台グルメ&出展ブース
産地直送の新鮮野菜を使った料理
会場では、東京産の野菜や畜産物を使ったメニューや加工品が手に入ります。直売テントで気に入った食材を購入し、キッチンカーやフードブースでは旬野菜を使った丼・スープ・総菜パンなどが楽しめる見込み。米粉パンやクッキーも販売予定なので、小麦アレルギーのある方でも選択肢が広がります。購入のコツは“最初に巡回して目星をつけ、混む前に買う”。正午前後は人気商品が品薄になることもあるため、午前中のうちに確保しておくと安心です。生鮮品は保冷バッグがあると状態を保ちやすく、帰宅後の調理もスムーズ。商品札やポップには産地や品種、栽培・加工のこだわりが書かれていることが多いので、子どもと一緒に読み上げれば、学びと味わいが同時に深まります。
都内の人気飲食店が集結
フェアの特色として、地域で食育に取り組む飲食店・団体の参加が見込まれます。キッチンカー出展が公式資料に明記されており、会場では温かいスープやライスボウル、旬食材を使った惣菜など“歩きながらでも食べやすい”メニューが中心になるはず。各ブースでは、素材の説明やおすすめの食べ方を直接聞けるのが屋外イベントの醍醐味。忙しいお店でも声をかければ、子どもにも分かる言葉で丁寧に教えてくれるはずです。店舗名や具体メニューは直前で変わることがあるため、当日の掲示やパンフレットで最新情報をチェックしましょう。気に入った味はSNSでメモしておくと、後日お店に訪れるきっかけにもなります。
子どもも楽しめるスイーツ系ブース
甘いごほうびはイベントの楽しみ。米粉を使ったクッキーやマフィン、はちみつを使ったスイーツなど、原材料やアレルゲン表記がわかる“安心おやつ”に出会えます。行列しやすいのは昼過ぎからなので、午前中に場所を確認し、混雑前に購入するのがスマート。ベンチで食べる際は、食べこぼしを想定してウェットティッシュや小袋のゴミ袋を持参しましょう。砂糖の摂りすぎが気になる家庭は、シェアして食べる、飲み物は無糖にするなどバランス調整を。売り切れ時の代替候補も見つけておくと、子どもの機嫌も保ちやすいです。なお、会場は屋外なので、溶けやすいスイーツは気温の高い時間帯は避けるのが無難。食べ終えたらゴミの分別を徹底して、会場をきれいに保ちましょう。
食の多様性を感じられる各国料理
東京は多文化都市。フェアでも、野菜たっぷりのスープ、スパイス香る惣菜、ビーガン・ベジ対応の軽食など、食の多様性を学べるラインナップが期待できます。注目は“素材の扱い方”。スパイスやハーブの香りづけ、油の量、調理温度など、国・地域によるさまざまな工夫に触れれば、家庭料理のヒントがたくさん見つかります。子どもには辛味を別添にしてもらう、アレルギー表示を確認する、ナッツ類の有無をスタッフに聞くなど、安心して楽しむための声かけも忘れずに。食文化に触れながら、「なぜその国ではこの食べ方なのか?」という会話が生まれるのも、食育の大切な一歩です。気に入ったスパイスは帰りに購入して、家で“イベント再現メニュー”に挑戦してみましょう。
お土産にもぴったりな限定フード
おみやげには、東京産のジャム、はちみつ、ドレッシング、焼き菓子など、持ち帰りやすい常温品がおすすめ。原材料の産地表示や製造者情報を読み解きながら選べば、子どもも“賢い買い物”を体験できます。日持ち・保存方法・開封後の目安をスタッフに確認し、帰宅後の食事計画に組み込めばムダなく使い切れます。価格帯はブースにより幅があるため、まずは一周して比較してから購入を。手土産にする場合は、贈る相手のアレルギーや好みも忘れずチェックしましょう。イベント限定ラベルや季節限定フレーバーは人気が集中する傾向があるので、見つけたら早めに確保が吉。レシピカードやパンフレットが置かれていることもあり、家でのアレンジに役立ちます。
入場無料でここまで楽しめる!おすすめ時間帯
午前中に行くべき理由
午前は体験コーナーの待ち時間が短く、人気商品も揃っている“ベストタイム”。到着後まずは受付付近で配布物を入手し、体験の場所を確認してから回ると効率的です。子どもの集中力が高い午前のうちに工作系や学び系をこなし、昼前にフードを確保してベンチで休憩、午後はステージ鑑賞という流れが王道。天候が良ければ木陰が心地よく、写真撮影も逆光を避けやすい時間帯。混雑が読みにくい日は、オープン直後に“まとめ買い”を済ませておくと、午後にゆとりができます。公式発表の開催時間は10:00〜16:00ですが、片付け前は売り切れ・体験終了が早まる場合もあるため、目的があるなら午前中に達成しておくのが安心です。
混雑を避けたいならこの時間
比較的空きやすいのは、初日の午前・両日とも15時以降。ただし、終盤は売り切れや体験の受付終了が増えるため、“見るだけ・雰囲気を楽しむ”目的に切り替えるのがおすすめです。昼食ピークの12:00〜13:30はフードブースの列が伸びやすいので、11時台前半または14時台にずらすのが賢い選択。ステージの人気プログラムに合わせて人が動くため、時間割の谷間を狙えば、撮影や試食もスムーズです。子どものお昼寝タイミングを考慮して、午前に体験→午後に散歩という緩急をつけると、親も疲れにくいプランに。ベビーカー利用は、列の最後尾に“合流スペース”が設けられることもあるので、スタッフに一声かけると親切に誘導してくれます。
ステージイベントのタイムスケジュール
ステージでは、大学生による「食と農」の発表や、お箸の使い方講座、キャラクターステージなどが予定されています。時間割は当日配布のパンフレットや会場掲示で確認を。見逃したくないプログラムがある場合は、開始10〜15分前には場所取りをしておくと安心です。背伸びや肩車を避けるためにも、子どもは前方の見やすい位置、ベビーカーは通路確保に配慮して脇へ寄せるなど、周囲との譲り合いを心がけましょう。トイレ・給水のタイミングはステージとステージの“谷間”に挟み、無理なく回遊を。プログラムの合間に体験ブースを攻めれば、人気コーナーでも意外と空いていることがあります。終了後は出口が混み合うため、少し時間を置いてから動くとスムーズです。
ベビーカーや子連れに優しいポイント
ケヤキ並木はフラットな舗装路で、ベビーカー走行は比較的快適。テントのロープやペグに足を引っかけないよう注意しつつ、通行の妨げにならない位置に停めるのがマナーです。授乳・おむつ替えは公園内のトイレや臨時スペースを活用。人混みでは迷子対策として、子どもの服や帽子を目立つ色にすると発見しやすくなります。体験コーナーの道具は小さな部品もあるため、年齢に合わせて無理なくチャレンジを。水分・軽食・ウェットティッシュは“最小限の快適セット”として常に携帯を。ベンチや芝生での休憩をこまめに挟み、疲れたら無理せず撤収する判断も大切です。荷物はリュック+斜めがけの2WAYにして、両手を空けておくと安全性が高まります。
滞在時間の目安と回り方のコツ
体験2〜3本、買い物、食事、ステージ1本を楽しむ“基本プラン”で、滞在はおよそ3〜4時間が目安。到着直後に会場を一周して“地図作り”を行い、子どもがやりたい体験を優先順位づけします。フードはピーク前に確保し、荷物は軽く、現金とキャッシュレスを併用できる準備を。ゴミの分別や食べ歩きマナーを親子で共有しておくと、場の雰囲気がさらに良くなります。写真は午前の柔らかい光か、夕方の斜光が映えやすい時間帯。ステージと体験の移動は距離が出やすいため、片側を先に回ってから折り返す“ゾーン攻略”が効率的です。帰路は原宿駅が混む可能性があるので、明治神宮前駅へ回って分散するとスムーズ。最後にパンフレットやレシピを確認し、翌週の献立に組み込めば、イベントの学びが家庭で続きます。
秋の休日にぴったりな無料イベント
秋の行楽にぴったりなロケーション
色づくケヤキがアーチをつくる並木道は、秋の散歩に最適。木漏れ日の下でベンチに腰掛け、温かいスープや焼きたてパンを頬張れば、気持ちも体もほっとします。公園の広さゆえ、混雑を感じたら芝生側へ抜けて一息つける“逃げ道”があるのも代々木公園の強み。原宿・表参道・渋谷が徒歩圏で、アクセス性は抜群です。無料で出入り自由だから、午前だけ・午後だけの短時間利用もOK。紅葉と屋台の香りという“秋のごちそう”を、家族や友だち、カップルで気軽に味わえます。フォトスポットは並木の遠近感が出る直線構図がおすすめ。人が少ない早朝・閉会前は特にきれいに撮れます。会場ルールと公共マナーを守って、気持ちのいい秋の週末を楽しみましょう。
家族・カップル・友人と楽しむ方法
家族連れは“体験→昼食→ステージ”の三部構成でテンポ良く。カップルはシェア前提でフードを選び、ベンチでのんびり味わいながら会話を。友人グループは役割分担(並ぶ人・席取り・写真係)で効率化すると、混雑時でもストレスが減ります。みんなに共通するコツは「目的の合意形成」。最初に“必ずやりたいこと”を一人一つずつ宣言しておけば、譲り合いが自然に生まれます。帰りは近隣カフェやショップに立ち寄って“二次会”も。歩数が伸びるので、履き慣れた靴で参加を。温度調整できる服装・日よけ帽子・モバイルバッテリー・小さめレジャーシートがあると一日を快適に過ごせます。写真は“引き・寄り・人物”の三枚をセットで撮ると、SNSやアルバムのまとまりが良くなります。
SNS映えスポット&写真撮影のコツ
映えの定番は、ケヤキ並木の“消失点ショット”。スマホなら広角に切り替え、画面のグリッドを使って水平を出すと一気にプロ感が出ます。フードは自然光の下で“斜め45度から”。影が強い日は白い紙やハンカチでレフ板代わりにすると、ふんわり明るい写真に。家族写真は、後ろを歩く人の流れが切れる一瞬を狙い連写で。被写体の目線をそろえるより、“手を動かしている瞬間”を撮ると臨場感が出ます。会場や出展者のロゴが入る看板前はPRにもなるので、SNS投稿時はハッシュタグを添えて感謝の一言を。個人の映り込み配慮や、通行の妨げにならない場所選びはマスト。ゴミが画面に入らない位置で撮るだけで、仕上がりの清潔感が段違いに上がります。
フェアで得られる“食”の気づき
体験を通して子どもが実感するのは、「食べ物はどこから来るの?」へのリアルな答え。生産者や団体の説明を聞けば、旬や安全、環境との関わりが立体的に理解できます。クイズで得た知識を、実際の買い物や調理に結びつければ、“知っている”から“一緒にやってみる”へと学びが進化。お箸の使い方講座は、家庭では教えづらいポイントを楽しく身につけられるチャンス。東京産食材の購入は、地域の農業・食文化を支える応援にもなります。無料で開かれる公共イベントが、日々の食卓をちょっと良くするヒントの宝庫になっている——それがこのフェアの価値と言えるでしょう。
帰りに立ち寄りたい周辺おすすめスポット
イベント帰りは、原宿・表参道・渋谷の散策が王道ルート。子連れなら代々木公園内の遊具エリアでクールダウン、カフェで休憩してから帰宅すると疲れにくいです。カルチャー好きは表参道のギャラリーやデザインショップ、グルメ派は国産素材にこだわるベーカリーやデリで“買い足し”を。電車混雑を避けるなら、夕方前に会場を出て、渋谷駅方面へ歩いて乗車するのも一手。各スポットは混雑に強いわけではないため、ピーク時間帯の回避は引き続き有効です。歩きやすいルートと休憩を挟む作戦で、最後まで楽しい一日に。駅までの導線上にコンビニやドラッグストアも多く、手洗い・消毒・水分補給の仕切り直しがしやすいのも安心材料です。
まとめ:秋の休日にぴったりな無料イベント。
東京都食育フェアは、2025年11月8日(土)・9日(日)10:00〜16:00、代々木公園ケヤキ並木で開催。入場無料・小雨決行で、東京産食材の販売、米粉パンやクッキー、キッチンカー、ワークショップ、クイズ、ステージまで、一日楽しめる要素がぎっしりです。親子での学び直し、カップルの食べ歩き、友人同士の屋外散策、どんなスタイルにもフィット。おすすめは午前中スタートで、体験→食事→ステージの順に攻略。原宿駅・明治神宮前駅から徒歩ですぐの好アクセスも魅力です。今年の秋は、並木道の心地よい空気の中で、楽しく“食”と向き合う時間を過ごしてみませんか。